カラオケ好きのみなさん、こんにちは。
ベトナム旅行に来た際、あるいはベトナムに移住してきた際、「あれ? ベトナムって普通のカラオケがないんだな〜」って思いませんでしたか?
ベトナムのカラオケ事情
そう、ベトナムには日本的なカラオケはほぼないんです! 探せば一部あるらしいんですが、ベトナムでカラオケといえば大体3パターンです。
キャバクラか、移動カラオケか、今回紹介するカラオケボックス。
移動カラオケは、カラオケ機器を持った人がそこらへんでご飯食べてる人に声をかけてその場で大音量のカラオケが始まるものです。意味がわからないかもしれませんが、私も意味がわかりません。
だとすれば、一番挑戦しやすいのはこのカラオケボックス! ほかにも種類があるようですが、今回はロンビエン区のゲームセンターにあった「OKARA」にチャレンジしてみました。
ベトナムのカラオケに挑戦してみた
こちらがカラオケ「OKARA」。電話ボックスみたいですよね。
勇気を出して入室すると、画面はもちろんベトナム語。でもlanguageボタンから英語に変えることができました。
検索、人気ランキング、歌手、YouTubeから探すことができます。
検索から英語で歌えるものを探そうとNIRVANAやWEEZERを探したものの出ず……ベトナム行きの飛行機で流れていた酒井法子の「青いうさぎ」も当然出ず……。
もはやここまでかと思ったところ……
QUEENなら2曲出てきました!
さすがフレディ・マーキュリー!
ここは迷うことなく「We are the champions」を選択。
課金画面が出てきました。
10分30,000ドン(約150円)、15分40,000ドン(約200円)、20分50,000ドン(約250円)。
うそでしょ、短い……。カラオケって終電から始発までの約5時間が平均だと思ってた。
ここは様子見のため、10分を選択。右下の差し込み口からお金を入れます。
ああ、支払いが成功してしまった……。
一体どうなるんだ。
そう思った矢先、おもむろにQUEENのカラオケが始まります。
ついにOKARAでカラオケスタート
室内は無音で、ヘッドホンで音楽と自分の声を聴けるタイプでした。
よかった……爆音で音漏れしたらどうしようって気が気じゃなかったので。
けっこう普通のカラオケだ!
「We are the champions」のサビ以外は意外と分からないのと、いろんな動揺で妙な汗をかきました。
時間的にもう一曲歌えそうなので、試しにYouTubeを検索してみることに。
「keyaki」って検索したら、ちゃんと欅坂46が出てきた!!
ベトナムで欅坂46が歌えるなんて!!
と感動したものの、音楽は普通にYouTubeのもので、そこに合わせて自分も歌うスタイルでした。もちろん字幕もなし。
ただYouTubeに重ねて歌ってるだけ。それ以上でも以下でもない。
私はこれがやりたかったのか? カラオケとはなんなのか……考えさせられた楽しい「OKARA」体験でした。
Twitter:@umiuci