那覇に来たらぜったいにぜったいに沖縄そばを食べてやろうと思ってました。そして食べてやりましたよ、沖縄そばを5店舗。
沖縄そばと一口に言っても、麺の種類も肉の味付けも店ごとにぜんぜん違うもんですね。せっかく那覇に来たなら食べ比べしてほしいし、美味しいそばを食べてほしいです。
ということで那覇の沖縄そば5店舗をレポします。
1. 寿司もある!「元祖大東そば」
国際通りの近くにある「元祖大東そば」。毎日11:00~17:00まで営業しています。最寄りは美栄橋駅です。
なんと寿司がついております!
これは「お得セット」で、大東寿司2巻、三枚肉とソーキ入りそばで800円でした。いろんな味を食べてみたかったから嬉しい。
甘めの三枚肉もさることながら、ソーキそばのデカさよ! もちろんホロホロに煮込んであります。優しい味のスープが体に染み渡りすぎて、気づいたら完飲しておりました。
コシの強い太ちぢれ麺、甘めの味付け、漬け寿司が好きな人におすすめです!
2. 旨味のインパクトがすごい「三丁目そば」
国際通りから歩いて5分で、県庁前駅が最寄りの「三丁目そば」。毎日11:00~翌6:00まで営業しています。飲んだあとにも行けるなんて最高だなあ。
野菜と三枚肉、ソーキそばが載った「三丁目そば」780円です。これが優勝でしたね。今回の5杯の中で個人的優勝はこちらでした。
もちろん他もぜんぶ美味しいんですが、いちばん味のパンチが強かった。こんだけ野菜が乗ってたら味が薄まってそうだと思っていたんですが、旨味のインパクトがすごいです。
麺が二種類から選べて、「普通麺」はストレートでスープがよく絡むし、「生麺」はもっちもちでコシの強さを楽しめます。どっちもいい! スープが最高に美味しいので、私は「普通麺」派かな。
頼んでないんですが、気になるせんべろセットもありました。そば小 or 温野菜&ソーキにドリンク3杯!? 神すぎる……次はぜったい頼みます。
3. ヨモギ盛り放題が嬉しい「天妃そば」
国際通りからは少し離れて、旭橋駅から歩いて行ける「天妃そば」。毎日11:00〜18:00まで営業中。
「軟骨ソーキそば(小)」550円です。ランチタイムの11:00〜14:00ならイナリかジューシィが付いてくるそうです!
このときは二日酔いだったので小にしたんですが、細めの平打ち系の麺だし、あっさりだけどコクがあるスープで二日酔いに最適でした。そして左にあるヨモギは自由トッピングとして、自分で取ってこれるのです。ヨモギは意外とそこまでクセがなくて、いいアクセントになります。
地元の人に愛される店って感じでとても落ち着くので、国際通りを歩き疲れたらぜひ!
4. 24時間営業!「いちぎん食堂」
美栄橋駅から徒歩5分の「いちぎん食堂」はなんと24時間営業! まじか。大丈夫? なんて心配はよそに、朝ごはんがてら食べに来たら店内は盛況。朝食なのかオール明けなのか分からない人々で賑わっていました。
メニューが豊富で、ステーキからヤギ汁まであるのですが「ソーキそば」700円を注文。ソーキは甘めだけど、スープはかなりあっさり! そして麺が多い!
ぜんぜん減らねえ〜むしろ増えてる〜と思ったら、いつの間には完食してました。不思議なものです。
お酒もあるので、ここで軽く飲んでシメにソーキそばにしたら最高だろうなあ。飲んだあとに食べたくなる優しい味です。
5. 那覇空港にある「そば処 琉風」
最後は那覇空港にある「そば処 琉風」。帰り際、どうしても最後にソーキそばの食べ納めがしたくて、評判が良さそうなここに入って見ました。
そして「軟骨ソーキそば」930円! 味が分かりやすい、ザ・スタンダードな沖縄そばです。コシのある平打ち麺、カツオ出汁のきいたスープ、甘くトロトロに煮込まれたソーキ。これが沖縄そばだ……沖縄ありがとう、という気持ちになれます。
逆に那覇に到着したときの初めの一杯にするのもアリ! 沖縄の風を感じられるし、食べ比べ前の基準にもなりそう。
まとめ
本当にどれもこれも美味しかった……沖縄そばって「まずっ!」ってことがないのがすごいですよね。
まとめると、パンチのある味が好きな人なら「三丁目そば」、いろいろ食べてみたい人は「元祖大東そば」、ローカルな雰囲気を楽しむなら「天妃そば」、飲んだあとのシメなら「いちぎん食堂」、スタンダードを味わいたいなら「そば処 琉風」でしょうか。
でも、どれも行ってみてほしい! そして今回行けなかったお店のほかにもいろいろ美味しそうなお店があるので、那覇に行ったらいくつか回ってみてください。